三題噺 #012

20170212 S. Kawano 図書館の屋上で午睡をしようとして寝転がった。妙に青々とした人工芝のうえで…

三題噺 #011

20161106 S. Kawano 「要塞みたいだねぇ」 壮年のダンサーはそう言って、死にかけた老人のように…

三題噺 #010

S. Kawano 日本じゅうの天文台の観測データがまるっきり反転してしまったと、困惑顔のニュースキャスターは…

三題噺 #009

S. Kawano 名前を呼ばれた気がして暖かな布団の中で目を開けると、愛おしい人が私の頸動脈に噛み付こうとし…

三題噺 #008

S. Kawano 仄暗い店内には磨きあげられたグラスが何列にも渡って吊り下げられ、表面には白い光が規則正しく…

三題噺 #007

20160821 S. Kawano 真夏の入道雲の裏側にはまっしろな大理石でできた荘厳な城がそびえていて、夏…

三題噺 #006

20160814 S. Kawano 承前 赤ワインの味のする水を立て続けに数杯飲んだあと蛇口を閉じようとする…

三題噺 #005

20160807 S. Kawano 奇妙なことだけれども、この晩わたしは何をも見なかったということを、まずは…